【水戸黄門】


水戸黄門といえば、正義の味方としてのイメージが一般的ですが、実際は、とんでもない人だったみたいですよ。趣味が、刀剣収集で、手に入れた刀は、必ず、試し斬りをしてたみたいです。夜、江戸の町を歩いている人を、斬りに行くのです。犯人が水戸黄門だと、分かっても誰も手を出せませんなんといっても、天下の副将軍ですから.....ところで、江戸幕府の組織に副将軍なる役職はありません。江戸幕府は、全国の大名に対し、参勤交代を命じていました。一年間は、江戸の屋敷で家族と住み、次の一年間は、自分の治めている国許へ、単身赴任です。(家来は連れていきますが)将軍家の親戚である、尾張家、紀伊家とて例外では、ありません。そんな中、唯一、参勤交代をしなくていいのが、水戸家なのです。将軍にもしもの事が、あった時、次の将軍が決まるまでの臨時の将軍、それが、水戸家なのです。ですから、水戸家の当主は、隠居するまで、江戸を離れられないのです。将軍家に世継ぎの子供がない場合は、尾張、紀伊、水戸のいわゆる、御三家の中から選ばれるのですが、尾張、紀伊家は、大納言ですが、水戸家は、中納言の下の位の権中納言(ごんちゅうなごん)なのです。ですから、御三家の中から選ばれるとは、いうものの、実際、尾張、紀伊のどちらかなのです。だから、臨時の将軍、副将軍なのです。ついでにいうと、中国では、中納言の事を、黄門といいます。水戸家は権中納言だから、本当は、黄門では、ないのです。


(戻る)
(TOP戻る)